この状況で注意すべき重要な点は、メインの DAT および Engine のアップデートは正常に行われている ということです。 インストールされていないと報告されているのは、コンポーネントについてのみです。
このようなメッセージのいくつかは、AutoUpdate の設定が原因で出力されます。 アップデート オプション の下の [VSE AutoUpdate の設定] で、チェックしたいアップデートの種類を選択できます。
VSE 8.8 以降
VSE 8.7i 以前
注: デフォルトの設定では、すべての項目が選択されています。
このメッセージは、AutoUpdate プロセスが Engine、DAT、VSCANCEU1000、EXTRADAT1000、SUPERDAT1000、VIRUSSCAN8800 のアップデートを検索したが、リポジトリには DAT と Engine のアップデートしか見つからなかった、ということを意味しています。 さらに、VSCANCEU1000、EXTRADAT1000、または SUPERDAT1000 については、利用可能なアップデートがなかったので適用されなかった、と報告されています。
不足しているパッケージ |
コンポーネントの詳細 |
コメント |
VSCANCEU1000 |
Engine のアップデート |
エンジン コンポーネントのアップデートを検索します。 現時点では、そのようなモジュラ型エンジン コンポーネントは公開されていません。 検索すると、このパッケージがログのエラー セクション「次のパッケージはリポジトリにありませんでした: VSCANCEU1000」に記録されます。
このメッセージが出ないようにするには、次の手順に従って Engine オプションを無効にします。
重要: このエンジン チェックをオフにすると、FTP サイトで最新版がリリースされても、クライアント システムはエンジン アップデートをダウンロードしません。 VirusScan コンソールを使用して、VSCANCEU1000 エンジン コンポーネントのメッセージが表示されないようにするには、次の手順に従います。
- VirusScanコンソールを起動します。
- AutoUpdate を右クリックし プロパティ を選択します。
- [アップデート] オプションの 利用可能な最新の検出エンジンおよび DAT を取得する を選択解除します。
- 適用、OK の順にクリックします。
これで [VSCANCEU1000] メッセージがログに記録されなくなります。
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EXTRADAT1000 |
Extra.DAT |
Extra.DAT は、差分 DAT や完全な DAT のセットにまだ定義されていないウイルスを検出するために、一時的に一定の期間使用される検出コードを含むファイルです。 通常、これらは McAfee Labs に報告されたお客様のみに配布されるものであり、FTP サイトに公開されることはあまりありません。 ただし、ePO により管理されている環境では、緊急性の高い EXTRA.DAT については配布される可能性があります。 その場合、ログのインストール済みパッケージのリストにこのパッケージが追加されることになります。 通常は、このメッセージは無視してください。差分 DAT によるアップデートは毎日行われており、Extra.DAT が必要になるケースはほとんどないためです。 注: デフォルトでは、McAfee ePolicy Orchestrator は EXTRA.DAT ファイルをターゲット マシンに配布しません。 |
SUPERDAT1000 |
SuperDAT |
通常、SuperDAT パッケージは、管理者が製品やウイルスの問題を解決するために必要であると判断したときに、ePO により管理されているクライアントのアップデートのみを対象に提供されます。 |