ディスク上の場所を示すために、2 種類の名前空間を使用できます:
DOS デバイス名前空間と
オブジェクト マネージャー名前空間です。
例:
- DOS デバイス:
C:\Folder\Subfolder\File.ext
- オブジェクト マネージャー:
\Device\HarddiskVolumeX\Folder\Subfolder\File.ext
ファイルおよびフォルダーに除外を設定することにより、特定のアイテムがオンアクセス スキャナーのスキャン対象から
除外されるように定義できます。 ご使用の環境の構造によって異なりますが、ドライブ レターまたはデバイス名を使用して、特定の除外設定を作成しなければならない場合があります。
例 1:
D: が
\Device\HardDiskVolume0\ に割り当てられたドライブ レターである場合、オンアクセス スキャナーは以下のどちらかのパスを使用して、これらの場所にあるファイルを認識します。
D:\Stuff\eicar.com
または
\Device\HardDiskVolume0\Stuff\eicar.com
注: フォーマットごとに異なる除外を作成しなければならない場合があります。
例 2:
\Device\\ (
にはマウント ポイント IDが入ります) が M: に割り当てられている場合、 オンアクセス スキャナーは M:\ にあるファイルを以下のどちらかの形式で認識します:
M:\eicar.com
または
\Device\GUID\eicar.com
同じ除外を重複して追加する手間を回避するには、次の手順に従います:
- 検出が行われた場合:
検出メッセージ中のファイル パスを参照します。 ファイルの説明には、VSE の認識方法を示すパス データが記載されています。
このパスを使用すると、適切なファイル/フォルダーを効果的に除外できます。
- 検出が行われなかった場合:
ファイル システムから受け取ったフォーマットに従って、オンアクセス スキャナーはドライブ レターまたはデバイス名による除外を使用します。 どちらかの方法で除外を追加します。
検出が行われた場合は、除外に失敗しているため、もう一方の方法を使用する必要があります。
製品開発チームでは、この機能を今後の修正で改善するため調査を続けています。
注: 両方の名前空間を含める場合は、以下の除外フォーマットを使用してください:
**\Folder\Subfolder\File.ext