ユーザーが root にログインした状態か、または sudo でコマンド発行した状態で以下の手順を実施します。
注意:
- Mac OS は UNIXベースのためターミナルでのコマンドはケースセンシティブとなっています。パスやファイルを正しいケースで入力してください。ケースが間違っている場合は ファイルが存在しません というエラーが発生します。
- 権限によっては、以下の手順を完了するために root ユーザーを利用する必要があるかもしれません。
- ftp://ftp.mcafee.com/commonupdater にアクセスします。
- avvdat-xxxx.zip をダウンロードします。
※ xxxx には DAT バージョンが入ります
- デスクトップ上に「Temp」という名称のフォルダを作成し、ダウンロードしたzipファイルを解凍し作成した「Temp」フォルダに格納します。
- Finderメニューから [移動] - [ユーティリティ] - [ターミナル] と進み、ターミナルを起動します。
以下の手順は root でログインしたユーザ、su の実行、または sudo コマンドを介して実行する必要があります。また、Mac は大文字小文字を区別しますので、コマンドは正確に入力します。
- 以下のコマンドを実行しカレントディレクトリを移動します。
cd /usr/local/McAfee/AntiMalware/dats/
- 以下のコマンドを実行し、ディレクトリを作成します。
mkdir xxxx
※xxxxにはダウンロードを行なった適用予定のDATバージョンを入力します。
- 以下のcpコマンドを実行し、デスクトップ上のTempフォルダ内に格納したファイルをコピーします。
cp /Users/<ユーザ名>/Desktop/Temp/*.dat /usr/local/McAfee/AntiMalware/dats/xxxx
※xxxx にはダウンロードを行なった適用予定のDATバージョンを入力します。
※root ユーザでOSにログオンし作業している場合にはDesktopのパスが異なりますので、以下のコマンドを実行します。
cp /private/var/root/Desktop/Temp/*.dat /usr/local/McAfee/AntiMalware/dats/xxxx
※xxxx にはダウンロードを行なった適用予定のDATバージョンを入力します。
- 以下のコマンドを実行しファイルのパーミッションを変更します。
chmod 755 xxxx
cd xxxx
chmod 644 *.dat
※xxxx にはダウンロードを行なった適用予定のDATバージョンを入力します。
- 以下のコマンドを実行しファイルフォーマットを変更します。
sudo plutil -convert xml1 /Library/Preferences/com.Mcafee.ssm.antimalware.plist
- 以下のコマンドを実行し、DATバージョンの情報を編集します。
vim /Library/Preferences/com.Mcafee.ssm.antimalware.plist
- <key>Update_DATVersion</key>と記述された直下の行に移動します。
- 「i」を入力し編集モードに変更後、カーソルを移動し<string>xxxx</string> の数値を新しく適用したDATバージョンに変更します。
- ESCキーを押下して編集モードをぬけます。
- 「:wq」と入力しファイルをセーブします。
- 以下のコマンドを実行し、変更したファイルフォーマットを元に戻します。
sudo plutil -convert binary1 /Library/Preferences/com.Mcafee.ssm.antimalware.plist
- VS for Mac のコンソールが開いている場合には閉じ、以下のコマンドを順に実行し、VS for Macの設定ファイルをリロードします。
sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.mcafee.ssm.ScanManager.plist
sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/com.mcafee.ssm.ScanManager.plist