Endpoint Security の問題をトラブルシューティングする際に、ユーザーダンプファイルを作成する方法

技術的な記事 ID: KB82827
最終更新: 2021/01/27

環境

McAfee Endpoint Security Firewall (ENS Firewall)
McAfee Endpoint Security Threat Prevention (ENS Threat Prevention) 10.0

McAfee Endpoint Security Web Control (ENS Web Control) 10.0

製品でサポートされている環境については、KB82761 を参照してください。

概要

プロセスが応答しない場合、Microsoft の userdump.exe などのツールを使用して、特定のプロセスのユーザーモードダンプファイルを生成できます。Microsoft デバッグ診断ツールで、追加の機能を実行することもできます。

デバッグ診断ツールを使用すると、ダンプを取得する追加のプロセスを指定できます。これは、Endpoint Security が原因でプロセスが応答を停止していると考えられる場合の問題のトラブルシューティングに役立ちます。

解決策

userdump.exe ユーティリティで、以下の手順を使用してユーザーモードダンプファイルを取得できます。

userdump.exe ユーティリティを http://support.microsoft.com/kb/241215 からダウンロードします。
userdump.exe を C:\ ドライブのルートに解凍します。
スタート、ファイル名を指定して実行をクリックし、cmd と入力してOKをクリックします。
プロンプトで C:\ と入力します。
以下の文法を使用してダンプファイルを作成します。

userdump <プロセス名> <ダンプファイル>

ここで <プロセス名> は応答しなくなっているプロセスの実行ファイルの名前で、<ダンプファイル> はユーザーモードダンプファイルの名前です。

例:
sqlservr プロセスのダンプファイルを作成する場合は、以下のコマンドを使用します。

C:\userdump sqlservr.exe sqlservr.dmp

これにより、sqlservrprocess に対して sqlservr.dmp という名前のユーザーモードダンプが生成されます。

新規のダンプファイルが、C: ドライブのルートに保存されます。

解決策

Endpoint Security の実行中に、サードパーティプロセスが、例外またはメモリ参照エラーで終了する場合は、以下を実行します。

Microsoft デバッグ診断ツール をクライアントにインストールします。このツールは、http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=26798 から入手できます。
デバッグ診断ツールを、プロセスを監視するように設定します。
1. ルールの追加 を選択して、次へをクリックします。
2. ルールタイプに クラッシュ を選択して、次へをクリックします。
3. 特定のプロセスを選択して、監視するプロセスを強調表示し、次へをクリックします。
4. 詳細設定 で、未設定の最初の例外 に対する アクションタイプ をなしに設定して次へをクリックします。
5. ルール名とダンプ先を選択します。
6. ルールを有効にして終了をクリックします。
  
  設定したプロセスでプロセスの終了が発生すると、デバッグ診断ツールが、ユーザーモードプロセスダンプを作成します。
デバッグ診断ツールを使用して、McAfee FireSvc.exe プロセスの追加のダンプを取得できます。
1. デバッグ診断ツール ユーザーインターフェースを開きます。
2. プロセス タブに移動します。
3. FireSvc.exe プロセスを右クリックします。
4. フルユーザーダンプを作成 を選択してプロセスダンプを作成します。
McAfee WebMer 情報ツールをクライアントで実行して、システム情報とログを収集します。WebMer ツールの詳細は、KB59385 を参照してください。

解決策

以下の方法は、Windows Vista/7/2008/2008 R2 プラットフォーム にのみ使用してください。

CTRL+ALT+DEL キーを押して、タスクマネージャー を選択します。
ダンプファイルを作成するプロセスを見つけます。
プロセスを右クリックして、ダンプファイルを作成 をクリックします。

注: ダンプファイルは Windows Temp フォルダーに作成され ProcessName.dmp という名前がつけられます。
Windows アドレスバーまたはコマンドプロンプトで %temp% と入力して ENTER を押します。デフォルトで、これは C:\Users\MyUser\AppData\Local\Temp に保存されます。

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7336187

免責事項

この記事の内容のオリジナルは英語です。英語の内容と翻訳に相違がある場合、常に英語の内容が正確です。一部の内容は Microsoft の機械翻訳による訳文となっています。

影響を受ける製品

Diagnostic Data Collection
Endpoint Security Firewall 10.7.x
Endpoint Security Firewall 10.6.x
Endpoint Security Firewall 10.5.x (EOL)
Endpoint Security Threat Prevention 10.7.x
Endpoint Security Threat Prevention 10.6.x
Endpoint Security Threat Prevention 10.5.x (EOL)
Endpoint Security Web Control 10.7.x
Endpoint Security Web Control 10.6.x
Endpoint Security Web Control 10.5.x (EOL)
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