メモリーに書き込みができない (Data Loss Prevention Endpoint クリップボード/印刷防止ルール違反)

技術的な記事 ID: KB87965
最終更新: 2021/12/22

環境

McAfee Data Loss Prevention Endpoint (DLP Endpoint) 10.0.x
McAfee ePolicy Orchestrator (ePO) 5.x
Microsoft Windows 10 バージョン 1511 以降
Microsoft Internet Explorer 11

問題

DLP Endpoint クリップボードまたは印刷防止保護ルールが適用されているクライアントで、Internet Explorer 11 を使用すると次のようなエラーメッセージが表示されます。

Application Error : The instruction at 0x00007FFB76534F20 referenced memory at 0x00007FFB76534F20. The memory could not be written.
Click on OK to terminate the program

注: この問題は、Windows 10 バージョン 1511 以降で Internet Explorer 11 を使用した場合に発生します。クリップボード保護ルールと印刷防止ルールを無効にするか、Internet Explorer 11 を前のバージョンにダウングレードすると、この問題は発生しません。

原因

ホワイトリストに登録されたデフォルトのクリップボードプロセス (fontdrvhost.exe) が DLP Endpoint クリップボード保護ルールから削除されえています。

解決策

fontdrvhost.exe プロセスを DLP Endpoint クリップボード保護ルールを追加します。

ePO コンソールにログインし、[メニュー]、[ポリシーカタログ]、[Windows Client Configuration] (Windows クライアント設定) の順に移動します。
左側のペインで、クリップボード保護ルールを選択します。
右側のペインで、[プロセス名] フィールドに fontdrvhost.exe と入力し、[追加] をクリックしてプロセスを追加します。
変更を保存します。
システムツリーに移動して、クライアントを選択します。
ウェークアップコールを実行して、ポリシーとタスク更新をクライアントに強制します。

同じルールセットに印刷ルールが割り当てられている場合には、fontdrvhost.exe プロセスを DLP Endpoint 印刷防止ルールに追加します。

ePO コンソールにログインし、[メニュー]、[ポリシーカタログ]、[Windows Client Configuration] (Windows クライアント設定) の順に移動します。
左側のペインで、印刷防止ルールを選択します。
右側のペインで、[プロセス名] フィールドに fontdrvhost.exe と入力し、[追加] をクリックしてプロセスを追加します。
変更を保存します。
システムツリーに移動して、クライアントを選択します。
ウェークアップコールを実行して、ポリシーとタスク更新をクライアントに強制します。

免責事項

この記事の内容のオリジナルは英語です。英語の内容と翻訳に相違がある場合、常に英語の内容が正確です。一部の内容は Microsoft の機械翻訳による訳文となっています。

影響を受ける製品

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